基礎体温表・基礎体温表 ダウンロード・妊娠時 基礎体温表について
基礎体温表
基礎体温とは、体の機能が最も静かな状態で、一日のうちで最も低くなった時の体温の事で、目覚めて、体を動かす前に測る体温のことを基礎体温としています。
基礎体温を毎朝計って、折れ線グラフにしたものを、基礎体温表(基礎体温グラフ:BBT)と言います。
基礎体温をつけることで、自分の身体のメカニズムをより理解することができます。
以下、詳しく説明していきますね。
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女性の方なら知っている方も多いかもしれませんが、正確な知識や活用方法になると自信がないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで基礎体温や基礎体温表(グラフ)についての情報をお知らせしてみなさんに正しく使って頂きたいと思います。
基礎体温というのは朝目が覚めてから体を動かさずに最も安静にしている状態で婦人体温計(一般に使われる体温計よりも高い精度で測れる体温計)で測った体温のことを言います。
これを毎日記録して表(折れ線グラフ)にしたものを基礎体温表(グラフ)と言います。
男性には無関係ですが月経(生理)という女性ホルモンによって起こる現象がある女性の場合は、この基礎体温や基礎体温表(グラフ)を活用することで女性としての健康な体の調子を知ることが出来ます。
月経不順(生理不順)の原因を探ったり、また月経(生理)や妊娠可能な時期を判別するために使うことが出来るのがこの基礎体温、基礎体温表(グラフ)です。
少し専門的なお話になりますが、基礎体温には低温層と高温層の2つに別れています。
低温層の時期から3〜4日で37度付近まで温度が上がり、37度前後で安定した時期が2〜3週間続く基礎体温が健康な女性のものと言われています。
低温層の時期から一度ガクッと体温が下がり、その後高温層に移行します。
その高温層に移行した時期が排卵の時期で、この知識を活用することで妊娠や避妊を行うことが出来ます。
ただしこの基礎体温、基礎体温表(グラフ)だけを活用した妊娠や避妊への活用は100%成功するわけではありませんので他の方法なども活用していくのが一般的です。
その他に基礎体温、基礎体温表(グラフ)の活用方法はダイエットの効果的な方法や更年期障害の時期を知ったりすることに使うことが出来る点で、まさに女性の体の健康状態を知るための大切なものです。
基礎体温表 ダウンロード
基礎体温表(基礎体温グラフ:BBT)のダウンロード(自分のパソコンに情報(この場合基礎体温表)を取り寄せ、ファイルに保存すること)することが出来ることを知っていますか?
基礎体温表(グラフ)は月経不順(生理不順)の原因を探ったり、妊娠や避妊の時期を知ったり、ダイエットの効果的な方法、更年期障害の時期を知るためになどに活用出来る女性の健康のバロメーターとなるものですが、自分で表(グラフ)を作って記録していくのは面倒なものです。
そこでインターネット上から基礎体温表(基礎体温グラフ:BBT)をダウンロードして、それをプリンターで出力(印刷)したり、パソコン上で記録して自分の基礎体温表(グラフ)を保存管理しておくのが便利です。
基礎体温表(グラフ)は毎日婦人体温計(一般の体温計よりも精度の高い体温計)で測った体温を毎日グラフに記入して折れ線グラフで結んでいきます。
その他に月経期間(生理の期間)をx印で、下腹部痛を△印で、不正出血を▲印で、性交を○印で、更にその他の症状や体調(貧血、めまい、頭痛)などを文字で記録していきます。
基礎体温表(グラフ)をダウンロードして作成することは毎日しっかりと記録を取って保存しやすくなります。
その結果、自分の月経周期を把握したり健康状態のチェックをしやすくなります。
自分自身で基礎体温を測定して記録することで自主的に自分の健康状態を把握しようという意識が芽生えて自分の健康への責任感も高まります。
インターネット上で基礎体温表(グラフ)を無料ダウンロード出来るサイトも沢山あります。
代表的なところを紹介しておくとTERUMOテルモ(http://www.terumo-womens-health.jp/)、花王「ロリエWomen's Health」(http://www.kao.co.jp/laurier/original/index.html)、Female Health(http://www.fe-health.net/next_stage/self_check/check/downroad.htm)などがあります。
ご自分の使いやすい基礎体温表(グラフ)をダウンロードして使って、自分の健康管理の一つとしてご活用ください。
妊娠時 基礎体温表
妊娠時には、基礎体温の高温期が続きます。
ですので、妊娠を希望する女性にとっては、毎日基礎体温を測定して、基礎体温表をつけることが大変重要です。
基礎体温を測るには、普通の体温計ではなく婦人体温計(基礎体温計)で計ります。
基礎体温計にも、電子体温計もあれば、昔ながらの水銀式のものもあります。
電子体温計の仕組みは、メモリに体温が上昇するパターンを記憶させて、そのパターンから予測して短時間で温度を表示するというものです。
ですので、必ずしも正確な体温を表示しているわけではありません。
とはいえ、基礎体温は温度変化が重要ですので、温度に多少の誤差があったとしても、変化のカーブが描けるわけですので、長期間、同じ電子体温計を使用するのであれば、全く支障はありません。
正確な体温を計測するという目的では、水銀式の体温計で5分以上計測するのが望ましいとされます。
基礎体温を毎日計るのは面倒ですが、身体のリズムを知ることが出来ますので、頑張りたいものです。
さて、基礎体温表をグラフにすると、体温の低い時期(低温相)と高い時期(高温相)の二相曲線になります。
排卵のある女性の基礎体温は、生理開始日から排卵日までは低温期が続き、排卵日を境に体温は0.3℃〜0.5℃上昇し高温期となります。
一方、妊娠時女性の基礎体温は、非妊娠時の基礎体温より高温相が続きます。
これは妊娠を持続するためにプロゲステロンが増えるからです。
確実に高温期となった日から3週間以上の高温期が続いている場合、妊娠の可能性があります。
妊娠以外にも、基礎体温の変化は身体のいろいろなサインを教えてくれます。
基礎体温の理想的な波形は、高温期が12〜14日で高温期と低温期の差が0.3〜0.5度、低温から高温へ1〜2日以内に移行する波形です。
例えば、基礎体温の高温期が短いタイプでは、生殖器の冷え、あるいは子宮が冷えて、血液循環が悪い状態です。
卵胞の発育や黄体の機能が悪く着床しにくいので、妊娠しにくい状態といえます。
他にも、いろいろな波形のパターンがありますので、よく観察することが大切です。